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ポーセロが7回途中までノーヒッター継続の快投で3勝目

2018.4.13 14:00 Friday

【ヤンキース3-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

 2016年にサイ・ヤング賞を獲得しながらも昨季リーグワーストの17敗(11勝)を喫したリック・ポーセロ(レッドソックス)が、リーグ最多の22勝をマークした2年前のパフォーマンスを取り戻している。ライバル対決のシリーズ勝ち越しをかけて日本時間4月13日のヤンキース戦に登板したポーセロは、悪天候により試合途中に45分間の中断がありながらも最初の6イニングをノーヒットに封じる好投。7回表にノーヒッター達成の夢は潰えたものの、7回無失点という見事なピッチングでチームを勝利に導き、レッドソックスはヤンキースとの今季最初の直接対決3連戦を2勝1敗で勝ち越した。この勝利によりレッドソックスは開幕12試合で10勝2敗とし、1904年、1918年、1952年と並ぶ球団史上最高タイの好スタートを切っている。

 アレックス・コーラ監督は「素晴らしかった。ボールのスピードを変えながら低めをしっかり攻め、内角も外角も上手く使えていた。本当に素晴らしいピッチングだったよ」とポーセロの好投を絶賛。9回表に3点タイムリー二塁打を放ったゲーリー・サンチェスは「彼はしっかり僕たちを攻めていた。常に有利なカウントを作り、それが好投につながっていたね。今夜は本当に良いピッチングをされてしまったよ」と脱帽した。レッドソックスはヤンキース先発のソニー・グレイを攻略し、サンディ・レオンの先制タイムリー、ジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリー二塁打などで3回までに6得点。9回表に3点差とされたものの、最後はクローザーのクレイグ・キンブレルを投入して逃げ切った。なお、次回の両軍による直接対決は、日本時間5月9日からヤンキー・スタジアムでの3連戦が予定されている。

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