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ブレーブスがタッカーの3ランでカブス・ダルビッシュを撃破

2018.4.14 16:30 Saturday

【ブレーブス 4-0 カブス】@リグリー・フィールド

 今季からカブスに移籍したダルビッシュ有は2016年以来となるチームの世界一に向けて必要不可欠な存在として大きな期待がかけられている。しかし、開幕してから2試合でまだ勝ち星はついていない。日本時間4月14日に行われたブル―ブス戦で初勝利を目指すも途中から突如として崩れ、3度目の正直とはならなかった。

 ダルビッシュの初回の投球は簡単に2死をとったものの、3番打者のフレディ・フリーマンのヒットをきっかけに走者一・二塁のピンチを迎えるもカート・スズキをセカンドライナーに抑えて無失点で切り抜けた。それでも2回の投球では自らのけん制悪送球もあり、2死満塁と試練のときが続く。迎えたオジー・アルビーズを内野ゴロに仕留めるも立ち上がりは不安定な投球。そして4回までは無失点投球を続けるも5回にアルビーズにツーベースを浴びてからボークで三塁まで進塁を許す。制球に苦しみダルビッシュは暴投で失点するとさらに走者を二・三塁としてプレストン・タッカーに3ランを浴びてこの回のみで4点を失った。結局、5回もたず9安打4失点で早々にマウンドを降りることになった。

 一方のカブス打線も相手先発、アーロン・サンチェスの前に6回までわずか3安打に封じ込まれ、3回裏に迎えた2死満塁のチャンスもウィルソン・コントレラスがモノにすることができずに沈黙となった。カブス打線を抑えたサンチェスは開幕前に一時、ツインズに在籍するも慌ただしくブレーブスに移籍した経歴をもつ投手でこの日は6回6奪三振無失点と移籍後初勝利を掴んだ。

 ブレーブス打線も5回表にダルビッシュを打ち込んだ後は得点こそできなかったものの、終わってみれば2桁12安打を記録。3ランを放ったタッカーはこの日、4打数2安打3打点と結果を残した。今回の勝利でブレーブスは連勝、一方のカブスはホームで1勝3敗となり苦しい戦いが続いている。

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