スネル好投を序盤の猛攻で援護 レイズが連敗ストップ
2018.4.17 12:30 Tuesday
【レンジャーズ4-8レイズ】@トロピカーナ・フィールド
名手ケビン・キアマイアーが右手親指靱帯断裂により手術を受けることになり、3ヶ月にわたる戦線離脱が確実となったレイズ。この試合では「1番・三塁」で先発出場したマット・ダフィーが右ハムストリングの張りを訴えて途中交代するなど、開幕からなかなか明るい話題に恵まれない状況が続いているが、キアマイアーに代わってセンターに入ったマレックス・スミス、ダフィーの途中交代に伴って二塁から三塁に回ったダニエル・ロバートソン、そして先発のブレイク・スネルの活躍によりレンジャーズに8対4で快勝。ようやく今季4勝目(12敗)をマークし、連敗を4でストップさせた。
「9番・センター」で先発出場したスミスは4打数4安打の活躍を見せ、打率は.409へ上昇。得点には1度しか絡まなかったものの、チャンスメーカーとして見事な働きを見せた。ロバートソンは4回裏にリードを7点に広げる1号ソロを放ったほか、三塁の守備では再三の好プレイを披露。ケビン・キャッシュ監督は「ロバートソンは守備面で素晴らしい働きを見せてくれた」とその活躍を絶賛した。投げては4回までに大量8点の援護をもらったスネルが、レンジャーズ打線の反撃をジョーイ・ギャロの6号ソロによる1点にとどめ、7回途中まで1失点の好投。「僕は自分自身の価値を確立するためにここにいるんじゃない。チームが勝つのを手助けするためにここにいるんだよ」というスミスの言葉通り、チーム一丸となってもぎ取った勝利だった。