カイナーファレファが4安打の活躍 レンジャーズ快勝
2018.4.18 14:30 Wednesday
【レンジャーズ7-2レイズ】@トロピカーナ・フィールド
正遊撃手のエルビス・アンドルースが右肘の骨折で戦列を離れ、代役の第一候補となるはずのジュリクソン・プロファーが脳震盪の影響で離脱しているなか、「2番・ショート」で先発出場した新人のイサイアー・カイナーファレファが自身初のマルチヒットとなる4安打の活躍でチームの勝利の大きく貢献した。カイナーファレファは4安打を放っただけでなく、遊撃の守備では3つの併殺に関与し、先発のマット・ムーアを攻守にわたってサポート。試合後には「メジャーの試合に馴染めるようになってきたし、活躍できたことは自信になるよ」と嬉しそうに話していた。
開幕から不安定なピッチングが続いていたムーアは、レイズ時代に慣れ親しんだトロピカーナ・フィールドのマウンドで本来のピッチングを取り戻し、7回1失点(自責点0)の好投で今季初勝利をマーク。打線はメジャーデビューから14回1/3にわたって無失点を継続していたレイズ先発のヨニー・チリーノスから3本の犠牲フライや秋信守(チュ・シンス)の4号ソロなどで6点を奪い、好投を続けるムーアを援護した。ジェフ・バニスター監督は4安打の活躍を見せたカイナーファレファについて「良い仕事をしてくれたね。彼は野球を楽しんでいるように見えるよ。彼には才能があるし、恐れを知らない選手であるということもスプリング・トレーニングのときにわかっていた。強いハートを持った選手だね」とコメント。レギュラーの二遊間コンビが戦列を離れるなか、カイナーファレファの活躍は指揮官の目に頼もしく映ったに違いない。