English Español 韓国語

ドジャース・前田が4失点も粘投でパドレスをスイープ

2018.4.19 16:30 Thursday

 【ドジャース 13-4 パドレス】@ペトコ・パーク

 日本時間4月18日時点で3連勝中のドジャースは敵地、ペトコ・パークでパドレスとの試合に臨んだ。さらに連勝を伸ばすため先発マウンドを託されたのは前田健太だった。この球場はメジャー初勝利と本塁打を同時に達成している思い出の地であり、迎えた今回は苦しむ場面はあれど粘りの投球でチームを勝利に導いた。

 前回登板のダイヤモンドバックス戦では制球に苦しみ3回途中5失点と苦しんでいた前田にとってこのパドレス戦は挽回したい試合でもあった。打線に3点の援護点をもらって上がった初回は2者連続三振を含む3者凡退と好スタートを切った。しかし、続く2回は1死満塁のピンチを迎えるとオ―スティン・ヘッジスに四球を与えて押し出し、続く投手のルイス・ペルドモの犠牲フライでこの回に2点を失った。

 打線は前田が点数を取られてもさらに得点を続ける。3回の攻撃では先頭打者のコディ・ベリンジャーのツーベースで出塁をきっかけに3連打で3得点すると打席に立った初スタメンの左打者、マックス・マンシーがペルドモから2ランを放ってこの回だけで5得点と前田に9点をプレゼントした。強力援護をもらった前田はその裏の投球で再び2点を失ったが6回途中まで106球を投げ、8安打4失点も10個の三振を奪う粘投でリリーフ陣に後を託した。打線はその後も攻撃の勢いを緩めず13得点とパドレスを圧倒し、今シリーズ3連勝(スイープ)とした。

 一方のパドレスは7回に3番手として牧田和久が登板。キケ・ヘルナンデスにヒットを浴びるもドジャース打線を無失点に抑えた。前田から4点を取った打線もリリーフ陣を打ち込めず、逆に牧田降板後の投手陣が打たれる形で終わってみれば4対13の大敗となってしまった。

spotvnow