レッドソックスがエンゼルスをスイープしチームは7連勝
2018.4.20 17:00 Friday
【レッドソックス 8-2 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
ア・リーグ東・西地区首位同士の決戦が繰り広げられているレッドソックス対エンゼルス。ここまでの2連戦はレッドソックスが全勝。一矢報いたいエンゼルスは先発マウンドに前回登板で初勝利を挙げたニック・トロピアーノを送り、大谷翔平は「6番・DH」で出場した。
トロピアーノの立ち上がりは試合開始直後、ムーキー・ベッツに先頭打者弾を浴びるスタートとなったものの、後続を抑えて1失点で初回の投球を終えた。一方でレッドソックスの先発は左腕のエドゥアルド・ロドリゲス。打撃自慢のエンゼルスはロドリゲスのフォーシームを打つことができず3者凡退で初回の攻撃を終えるものの、続く2回にはザック・コザートのタイムリーで1対1の同点に追いついた。
同点に追いついてもらったトロピアーノは失点を防ぎたかったところだが、4回にJ.D.マルティネスのツーベースなどで2点を失うと、6回にはアンドリュー・ベンテンディに一発、ラファエル・デバースにタイムリーを浴びるなど6回途中7安打5失点と精彩を欠いた。先発陣に不安が残るエンゼルスはその後も細かな継投で5人の投手が登板するも終わってみれば8失点、打線も序盤に同点に追いついた後はクリス・ヤングの本塁打で1点を追加することがやっとだった。また、大谷はスタメン出場で初めてとなる無安打に終わっている。
一方のレッドソックスは今シリーズ連勝中の勢いそのままに14安打8得点と打線が機能、先発のロドリゲスもエンゼルス打線をわずか3安打に抑えて役割を十分に果たした。注目の大谷との対戦では2つの三振を含む3打数無安打と完璧に封じ込み、今シリーズ3連勝とチームの7連勝に貢献。これでレッドソックスは18試合で16勝2敗となり1987年以降、メジャー新記録となる開幕スタートとなった。