ブリュワーズ打線爆発!13安打12得点の猛攻で3連勝
2018.4.20 16:30 Friday
【マーリンズ3-12ブリュワーズ】@ミラー・パーク
1試合平均得点が両リーグ26位の3.37点と得点力不足に苦しんでいたブリュワーズが、日本時間4月20日のマーリンズ戦で6回裏に一挙7得点を挙げるなど、13安打12得点の猛攻で大勝。「1番・センター」のロレンゾ・ケインが3本の長打を放って4得点の活躍を見せれば、「5番・一塁」のヘスス・アギラーも3安打3打点と活躍し、代打で登場したライアン・ブラウンは4号スリーランを放って通算1000打点に到達した。先発のチェイス・アンダーソンはルイス・ブリンソンに2本塁打を浴びて6回途中3失点で降板したものの、大量援護に恵まれて今季2勝目をマーク。ブリュワーズは開幕シリーズでパドレス3連戦をスイープして以来の3連勝となった。
マーリンズとブリュワーズの今季初対戦となったこの試合は、今年1月にトレードされたブリンソン(ブリュワーズからマーリンズへ移籍)とクリスチャン・イェリッチ(マーリンズからブリュワーズへ移籍)にとって古巣との初対戦。前日まで打率.131、0本塁打と大不振に喘いでいたブリンソンが1号ソロと2号ツーランを連発すれば、イェリッチも1安打1四球で2度出塁し、存在感を見せつけた。そんななかで最も目立ったのがケイン。5回裏に2号ソロを放っただけでなく、二塁打2本と1四球で計4度にわたって出塁し、いずれも生還して4得点をマークした。ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「6回の攻撃がとても良かったね」と一挙7得点のビッグイニングを作った打線の働きを評価。なお、マーリンズの3番手として登板した田澤純一は2本塁打を浴びるなど、6失点の大乱調だった。