English Español 韓国語

カブスが中盤に一挙7得点の猛攻でロッキーズに大勝

2018.4.21 14:00 Saturday

【カブス16-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

 日本時間4月20日時点で8勝8敗の地区4位と出遅れているカブス。今回はロッキーズの本拠地、クアーズ・フィールドに乗り込んで連勝を狙う。初戦の先発はカイル・ヘンドリックス、一方のロッキーズはジョン・グレイと実績ある投手同士の投げ合いは序盤から試合が動いた。

 先にマウンドにあがったグレイは初回、先頭打者のアルバート・アルモーラJr.にヒットを打たれると続くハビアー・バイエズにスライダーを右中間スタンドへ運ばれ2失点するという不安定な立ち上がり。一方でヘンドリックスも1死二塁からチャーリー・ブラックモンにタイムリー、ノーラン・アレナードに一発を浴びて3失点と両先発同士が苦しんだ初回の投球となった。

 3回に3対3の同点に追いついたカブスは5回に相手の失策などで2点を勝ち越すと続く6回には試合を決める猛攻を仕掛けた。相手先発、グレイに対して先頭打者のアディソン・ラッセルがヒットで出塁するとジェイソン・ヘイワードがレフトへのスリーベースを放ち、6対3とリードを広げたところでグレイが降板、彼に代わって登場したブライアン・ショウに対してもカブス打線の勢いは止まらない。代打、トミー・ラステラの四球で無死一・三塁とするとアルモーラのタイムリーでさらに1点追加。相手の暴投もありさらにチャンスを広げると2死二・三塁からカイル・シュワーバーに3ランが飛び出すなどこの回で一挙7得点、スコアは12対3となっていた。

 その後も得点を重ねたカブスは終わってみれば18安打16得点で打線爆発、特にアルモーラJr.とバイエズの1、2番コンビは揃って6打数4安打の大活躍で大勝の原動力となり、先発のヘンドリックスも5回5安打3失点と最低限の投球で今季初勝利を挙げた。一方でロッキーズは打者有利の球場で11安打と粘りはしたものの5得点に終わり、先発のグレイもピンチを脱する場面があったが5回8安打7失点と崩れた。

spotvnow