ロッキーズ・アンダーソンが5度目の先発で今季初勝利
2018.4.22 15:00 Sunday
【カブス2-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
カブスとロッキーズによる3連戦の第1戦はカブスが16対5で快勝した。そして迎えた日本時間4月22日の第2戦にはダルビッシュ有とタイラー・アンダーソンの両先発が登場。共に今季初勝利をかけた同士の対決は5度目の先発となったアンダーソンに軍配が上がった。
先にマウンドに立ったアンダーソンだったが、昨日、共に6打数4安打と大活躍したアルバート・アルモーラJr.とハビアー・バイエズの1、2番コンビに連続ヒットを浴びていきなりのピンチとなった。その後、2死二・三塁となりウィルソン・コントレラスがレフト方向に打った打球は当初、本塁打と判定されるもツーベースに変更となった。アンダーソンはこれによりいきなりの2失点スタートとなった。
一方でこちらもカブス移籍後の初勝利が欲しいダルビッシュ。アンダーソンとは違い、ロッキーズ打線を3者凡退に抑える対照的な立ち上がりとなった。その後はアンダーソンも立ち直り、両者ともに4回までは無失点投球を続ける。再び試合が動いたのは5回、ロッキーズ打線がダルビッシュに襲いかかった。2つの四球で2死一・二塁とするとDJレメイヒューとヘラルド・パーラに連続タイムリーを打たれて瞬く間に3失点、その後も不安定な投球で四球とタイムリーによりこの回だけで5失点と大きく崩れて途中降板となった。ダルビッシュは5回途中5安打5失点、4与四球と制球にも苦しんだ。
一挙5得点と逆転してもらったアンダーソンは6回まで投げ切り6安打2失点と先発としての役割を果たしてマウンドを降りた。彼の降板後はジェイク・マギー、アダム・オッタビーノ、ウェイド・デービスと勝利の方程式で繋いでそのまま5対2で試合を決めた。一方で前日に16得点したカブス打線の面影はなく、ロッキーズのリリーフ陣からは1本もヒットを打つことができなかった。2試合連続で5回までもたなかったダルビッシュは自身2連敗となり、試練が続いている。