好調・アストロズがWソックス3連戦をスイープして6連勝
2018.4.23 12:30 Monday
【アストロズ7-1ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド
5連勝中と勢いに乗るアストロズが、ホワイトソックス3連戦の最終戦を7対1で制して連勝を6に伸ばすとともに、ホワイトソックス3連戦をスイープ。3試合合計で26得点・2失点と昨季のワールドシリーズ王者の実力を見せつけ、投打両面でホワイトソックスを圧倒した。アストロズはこの3連戦で36安打・18四球を記録し、得点圏打率は驚異の.419(31打数13安打)。開幕23試合で16勝7敗は、1980年と2015年に並ぶ球団史上最高タイの好スタートとなっている。
アストロズ先発のランス・マカラーズJr.は、2回裏に連続二塁打を浴びてホワイトソックスに先制を許したものの、終わってみれば失点はこの1点だけ。何度もピンチを背負いながら併殺などでピンチを凌ぎ、6回96球を投げて1失点の力投を見せた。「大部分はとてもいい感じで投げられた。必要なときに重要なアウトを取ることができたし、ディフェンスにも助けてもらったね」とマカラーズJr.。アストロズの先発投手陣は今季防御率2.10と抜群の安定感を発揮しており、直近10試合に限れば防御率1.32という驚異的な数字を残している。
マカラーズJr.を援護したい打線は、5回表にカルロス・コレアの犠牲フライで同点に追い付き、7回表に爆発。ホゼ・アルトゥーベの勝ち越しタイムリー、マーウィン・ゴンザレスの2点タイムリー二塁打などで一挙5得点のビッグイニングを作り、一気に試合を決めた。A.J.ヒンチ監督は「(7回表は)イニング全体を通して、本当にいい打撃ばかりだった。今日は相手の投手陣が良いピッチングをしていたから打線の目覚めが遅かった。あのようなビッグイニングが必要だったんだよ」と試合終盤に目覚めた打線に満足げ。気付けばエンゼルスを抜いてア・リーグ西部地区の首位に君臨しているアストロズ。このまま独走態勢を築いてもおかしくない雰囲気が漂い始めている。