エンゼルスが中盤2得点のリードを守りアストロズに勝利
2018.4.24 14:00 Tuesday
【エンゼルス2-0アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
大谷翔平擁するエンゼルスは日本時間4月24日から昨年の世界一チーム、アストロズとの3連戦に臨む。初戦をなんとしても獲りたいチームの先発マウンドにはタイラー・スカッグスがあがった。試合はこう着状態も中盤のチャンスをモノにしたエンゼルスが勝利した。
前回登板のレッドソックス戦でスカッグスは5回もたずに降板しているだけに今回こそ先発として長いイニングを投げたいところ。一方のアストロズは登板4試合すべてクオリティスタートと抜群の安定感を誇るゲリット・コール。スカッグスは走者こそ出すが、自慢のカーブやチェンジアップを巧みに操り無失点投球を続ける。コールは90マイル後半のフォーシームを武器に4回まで完全試合を継続していた。
試合が動いたのは5回表のエンゼルスの攻撃。1死からルイス・バルブエナが4球目のナックルカーブをライトとへと運んで完全試合を逃れると走者一・二塁とチャンスを広げてコール・カルフーンのタイムリーで先制した。続く6回表にも2死三塁からジャスティン・アップトンのツーベースでさらに1点を追加し試合を有利に進めた。
立ち上がりにピンチを迎えていたスカッグスも2回以降は安定感を取り戻し強打・アストロズ打線を封じ込めていく。7回までを投げ切り4安打無失点と打たせてとる投球で勝利投手の権利を得て降板した。一方のコールも2失点はしたものの、7回まで投げて8奪三振と好投した。反撃したいアストロズ打線は8回裏にメジャー初登板のジャスティン・アンダーソンを攻め立てて2死一・三塁のチャンスをつくるも3番のカルロス・コレアが三振に倒れた。
最終回の得点チャンスもアストロズはモノにすることができずエンゼルスに敗戦。ちなみに大谷は明日の登板のため出場機会はなかったが、よい流れで先発マウンドにあがることができる。大谷に対するのはここまで3勝無敗のチャーリー・モートン。果たして明日の第2戦に勝利するのはどちらになるだろうか。