打線好調のレイズが5連勝 ベンタースが6年ぶりのメジャー復帰
2018.4.26 16:30 Thursday
【レイズ8-4オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
打撃好調で4連勝中のレイズが、日本時間4月26日のオリオールズ戦で昨季までレイズに在籍していたアレックス・カッブと対戦。2点ビハインドの5回表に5安打と犠牲フライで4点を奪って逆転に成功し、10安打を浴びせて5回途中5失点でノックアウトした。レイズは3安打2打点の活躍を見せたジョーイ・ウェンドルを筆頭に、先発全員安打となる14安打の猛攻で8得点。先発のジェイク・ファリアは5回途中4失点で降板となったものの、4人のリリーバーが残りのイニングを無失点に抑え、5連勝を飾った。なお、3番手として登板したジョニー・ベンタースは2012年のワイルドカード・ゲーム以来となるメジャー復帰。複数回のトミー・ジョン手術を乗り越え、6年ぶりのホールドをマークした。
レイズのケビン・キャッシュ監督は「打線全員がチームに貢献してくれたね」と今日の試合を振り返った。4回まで1対3とリードを許し、元同僚のカッブを打ちあぐねていたものの、5回表に打線が爆発。無死一、二塁のチャンスを作ってC.J.クロンの2点タイムリー二塁打で同点に追い付き、ブラッド・ミラーの犠牲フライとウェンドルのタイムリーで2点を勝ち越した。6回表にはアデイニー・エチャバリアが2号ソロを放ち、7回表にはウェンドルとウィルソン・ラモスのタイムリーでさらに2点を追加。終わってみれば先発全員の14安打で8得点を叩き出した。
2点リードの6回裏には、先頭打者のクリス・デービスに対してこの日メジャー昇格を果たしたばかりのベンタースを投入。ベンタースはブレーブスに所属していた2012年以来、実に6年ぶりのメジャー復帰となった。デービスをサードゴロに打ち取ったベンタースは、6年ぶりのホールドを記録。「緊張していたけど楽しかった。ここにいられて嬉しいよ」と念願のメジャー復帰を喜んでいた。