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Dバックスが快勝 開幕から8カード連続勝ち越し

2018.4.27 11:00 Friday

【ダイヤモンドバックス8-2フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

 開幕から7カード連続勝ち越しを継続中のダイヤモンドバックスは、日本時間4月27日のフィリーズ戦に8対2で快勝。この勝利により今季の連敗なしをキープするとともに、フィリーズ3連戦を2勝1敗で終え、開幕から8カード連続勝ち越しとなった。開幕から8カード連続勝ち越しはナ・リーグでは1977年のドジャース以来41年ぶりの快挙。なお、ア・リーグ記録は2001年マリナーズの9カード連続、ナ・リーグ記録は1907年カブスの11カード連続となっており、この年のマリナーズは歴代最多タイの116勝、カブスは107勝をマークしている。

 試合の行方が決まるのにそれほど時間は掛からなかった。ダイヤモンドバックスは初回にジャロッド・ダイソンの2号ツーランとクリス・オーウィングスのタイムリー二塁打で3点を先制し、3回表にはニック・アーメッドの4号スリーランとデービッド・ペラルタの3号ツーランで5点を追加。投げては先発のマット・クックが6回2失点と好投し、2016年以来の勝利となるメジャー通算2勝目をマークした。

 今季ここまでナ・リーグ最高の17勝7敗をマークしているダイヤモンドバックスだが、スティーブン・スーザJr.、ジェイク・ラム、タイワン・ウォーカーといった主力選手を欠くなかでこの好成績を残している点は称賛に値する。先制弾を放ったダイソンは「今、ウチはスーザとダイソンを欠いているんだ。去年、彼らは30本塁打を放った。つまり、合計60本塁打が故障者リストに入っているということなんだよ」と主力選手の故障離脱を嘆く。しかし、「他の選手たちがステップアップしている。デベン(・マレーロ)もそうだし、(ダニエル・)デズカルソもそう。僕自身もステップアップしないといけないし、オーウィングスは自身の役割をしっかり果たしているよ」とダイソンが語るように、チーム一丸となって故障者の穴を埋めていることがチームの好成績に繋がっている。

 ダイヤモンドバックスの快進撃はいつまで続くのか。そして、主力選手が戻ってきたときにどんなチームが完成するのか。快進撃を続けるダイヤモンドバックスから今後も目が離せない。

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