ヤンキース打線が序盤から2桁得点と爆発し破竹の8連勝
2018.4.29 16:30 Sunday
【ヤンキース11-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
前日の同決戦ではヤンキースがディディ・グレゴリウスの一発で延長戦を制した。そして迎えた今カードの2戦目は田中将大が先発、打線も序盤から2桁得点とエンゼルスを圧倒しチームは破竹の8連勝を飾った。
この日は田中と大谷翔平による日本人対決実現の可能性があったが、前日の試合で左足首を痛めた大谷は欠場となった。試合は初回から勢いに乗るヤンキース打線がエンゼルス先発、ゲリット・リチャーズに牙をむく。1死からヒットと四球で走者一・二塁となるとザック・コザートのミスにより先制。その後もゲーリー・サンチェス、ミゲル・アンドゥハーのタイムリーなどで一挙5得点とリチャーズの出鼻をくじいた。続く2回にもアーロン・ジャッジやアーロン・ヒックスのタイムリーなど打者一巡の猛攻で序盤2回だけで10得点を記録し試合の主導権を握った。
大量援護をもらった田中は序盤から自慢の制球力でエンゼルス打線を抑えていく。2回には3者連続三振、4回にはマイク・トラウトにこの日初めてのヒットを浴びるも後続は3者連続三振と圧巻の投球を披露した。5回にはコザートにスライダーを左翼スタンドへと運ばれるが失点はこの1点のみで6回まで投げ切り2安打1失点9奪三振とエンゼルス打線を寄せ付けなかった。打線は後半にも1点を追加し14安打11得点の猛攻、有望選手の1人であるグレイバー・トーレスも5打数2安打1打点と結果を残した。
一方で序盤から大量失点したエンゼルスは7安打するも得点はコザートの一発による1点のみ。先発のリチャーズは2回もたず9失点と役割を果たすことができず今季初黒星を喫した。また、今試合を欠場した大谷については日本時間5月2日のオリオールズ戦で登板させる予定だという。