レッズ・マーリーが5試合ぶり勝利 チームは今季初となる敵地で勝ち越し
2018.4.30 10:30 Monday
【レッズ8-2ツインズ】@ターゲット・フィールド
開幕から成績不振で早くも監督が解任される事態に陥ったレッズはジム・リグルマンコーチが暫定監督として指揮を執っている。そして迎えたツインズとの交流戦3戦目は23歳右腕、タイラー・マーリーの好投と打線が2桁安打を記録する猛攻で今カード勝ち越しを決めた。
レッズ先発のマーリーは今季初先発となった日本時間4月3日のカブス戦を最後に4試合勝ち星に恵まれていない状態。それでも前回登板のブレーブス戦では6回3失点と試合をつくっている。初回にエウエニオ・スアレスのツーベースで先制し援護点をもらったマーリーはその裏のツインズ打線を3者凡退に抑える好スタートを切る。一方のツインズ先発、ホゼ・ベリオスは初回に失点後も立ち直ることができず毎回失点で3回を最後に降板するまでに5安打4失点と精彩を欠く投球となり両先発の明暗が分かれた。
ベリオスから4得点したレッズ打線の勢いは止まらず2番手のテイラー・ロジャースにも襲い掛かる。4回に無死一・三塁とチャンスをつくると続くホゼ・ベラザのタイムリーて追加点を挙げるとその後もスアレスら続き、この回だけで3得点を挙げて4回終了時には7対0とレッズがツインズを圧倒していた。一方でこのままでは終われないツインズは6回に1死二塁からジョー・マウアーのタイムリーで1点を返し、無失点投球を続けていたマーリーを攻め立てた。マーリーのこの日、7回途中4安打1失点、7奪三振の好投勝利投手の権利を得たまま降板した。
試合は7回にレッズが1点を追加し8対1のまま最終回へ。ツインズはジェイソン・カストロのタイムリーで今試合2点目を取るも反撃はここまでで敗戦となった。ちなみにレッズにとって今季初となる敵地での勝ち越しとなった。また、敵地での交流戦3連戦を勝ち越したのは2013年にミニッツメイド・パークで行われたアストロズ戦(※レッズがスイープ)以来だという。