第5週のMVPにグレゴリアスとボットーが選出!
2018.5.1 11:00 Tuesday
日本時間5月1日、2018年レギュラーシーズン第5週(現地時間4月23日~4月29日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはディディ・グレゴリアス(ヤンキース)、ナショナル・リーグはジョーイ・ボットー(レッズ)が選出された。
グレゴリアスは打率.357、4本塁打、10打点、出塁率.419、長打率.821、OPS1.241の好成績をマーク。メジャー7年目にして初の週間MVP選出となった。グレゴリアスは現時点で両リーグ最高の10本塁打、30打点、長打率.766をマークしており、「正直に言って、今までで最高の月の一つだと思う」と好調を実感している。昨季までのシーズン四球数は2013年の37四球が最多だったが、今季は早くも18四球。アプローチの面でも急成長を遂げ、4割を大きく超える高い出塁率をマークしており、穴のない強打者へと進化を遂げている。
ボットーは4試合連続本塁打を記録し、打率.360、4本塁打、8打点、出塁率.543、長打率.880、OPS1.423の好成績をマーク。昨年7月以来、自身4度目の週間MVP受賞となった。打率が2割5分に届かないなど、スロースタートとなった今季のボットーだが、4月の最終週に入って本領を発揮。半月前に3割にすら届かなかった出塁率は4割目前まで上昇しており、メジャー有数の「出塁マシン」に相応しい数字が並ぶようになりつつある。3年連続でリーグ3位以内のOPSをマークしている強打者であり、今後もスロースタートを挽回する活躍が期待できそうだ。