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ポロックが1試合3本塁打の大暴れ Dバックスが同地区対決制す

2018.5.1 18:00 Tuesday

【ドジャース5-8ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

 現在9カード連続勝ち越しと快進撃を続けているダイヤモンドバックスはドジャースとの3連戦初戦を迎えた。本拠地、チェイス・フィールドでの同地区対決はエースと主砲が共に機能して10カード連続勝ち越しに向けて大きな一歩を踏み出した。

 この日の先発、ザック・グレインキーは昨年からチェイス・フィールドで14勝1敗と驚異的な成績を残している。注目の初回は2死からヤスマニ・グランダルに死球を与えるも後続を抑えて上々の立ち上がりとなった。一方のドジャースはロス・ストリップリングが先発。これまでリリーフとして10試合に登板しており、この日が今季初先発となった。こちらはツーシームを主体に相手打線を3者凡退に抑え、両者ともに好スタートを切った。

 試合が大きく動いたのは2回のダイヤモンドバックスの攻撃。先頭打者のA.J.ポロックに一発が飛び出すと1死二塁からニック・アーメッドにもタイムリーが飛び出し2点目をとった。そして2死三塁から打席に立ったのは投手のグレインキー。ストリップリングの2球目のツーシームをレフトへのヒットとして自身を援護する追加点を挙げた。その後、中盤にポロックの本塁打などで2点を追加したチームは5対0と試合を有利に進めていく。

 負けじとドジャース打線は6回にグレインキーに襲い掛かる。今試合からコリー・シーガーの代わりにショートを守っているクリス・テイラーがツーベースを放つと1死二塁からグランダルにタイムリーが出て1点を返すとジョグ・ピーダーソンにはスリーベースが出てこの回で2点を返しチームは息を吹き返す。グレインキーは2失点を喫するもこの回まで投げ切り6回4安打2失点、10奪三振の好投でマウンドを降りた。

 5対2で迎えた7回のダイヤモンドバックスのマウンドには平野佳寿。簡単に1死とするも続くマックス・マンシーに今季2号が飛び出して失点するがこの回を最小失点に抑え、1回1失点の成績に終わった。平野を打ち込んだドジャース打線は勢いに乗り8回には2回を返して2点差に詰め寄るが、試合を決定づけたのはダイヤモンドバックスの主砲、ポロックによるこの日3本目となる一発だった。

 試合は8対5のままダイヤモンドバックスの守護神、ブラッド・ボックスバーガーが締めて試合終了。先発したグレインキーが今季3勝目を挙げ、ポロックは5打数3安打3打点の大暴れだった。一方のドジャースは後半に反撃するもあと一歩及ばず、チームは3連敗となった。

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