English Español 韓国語

モートンがまたも好投 ヤンキースの9連勝がストップ

2018.5.1 17:00 Tuesday

【ヤンキース1-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

 リーグ最多得点を誇り、9連勝中の1試合平均得点が7点を超えるなど、今メジャーリーグで最も勢いに乗っているヤンキースが、敵地に乗り込んでのアストロズ4連戦。昨季のリーグ優勝決定シリーズの再戦となった一戦はソニー・グレイ(ヤンキース)とチャーリー・モートン(アストロズ)の両先発でスタートした。グレイが6回2失点と試合を作ると、モートンも絶好調のヤンキース打線を7回まで無得点に封じる見事なピッチングを披露。モートンは8回表二死二塁の場面で降板し、後続がタイムリーを浴びたため自責点1が記録されたものの、8回途中まで102球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、失点1という好投で開幕から無傷の4連勝を飾り、ヤンキースの連勝を9でストップさせた。

 開幕30試合を20勝10敗という球団史上最高タイの好成績で終えたアストロズは、先発投手陣の活躍が目立っている。先発防御率は両リーグベストの2.44を誇り、188イニングで226奪三振を記録。その強力先発投手陣をエースのジャスティン・バーランダーとともに引っ張っているのがモートンであり、この試合での勝利により今季の成績は4勝0敗、防御率1.72(6先発)となった。8回表の一打同点のピンチは、クリス・デベンスキーが絶好調のディディ・グレゴリアスを空振り三振に仕留め、1点リードで迎えた9回表はクローザーのケン・ジャイルズが圧巻の三者連続三振。A.J.ヒンチ監督は「モートンはリーグ最高クラスのカーブと90マイル台の速球を投げる。このコンビネーションを攻略するのは難しいよね」とモートンの好投を称え、「デベンスキーはリーグで最も調子の良い打者を抑えてくれた。ジャイルズもしっかり仕事をしてくれたね」とリリーフ陣の頑張りを評価していた。

spotvnow