延長12回に二者連発 レンジャーズが延長戦を制す
2018.5.2 14:00 Wednesday
【レンジャーズ8-6インディアンス(延長12回)】@プログレッシブ・フィールド
9回裏二死満塁の場面でマイケル・ブラントリー(インディアンス)に3号同点グランドスラムが飛び出し、延長戦に突入した日本時間5月2日のレンジャーズ対インディアンスの一戦は、本塁打で延長戦に突入した試合らしく、本塁打が勝敗を分ける結果となった。12回表、レンジャーズは一死走者なしからジョーイ・ギャロの9号ソロで勝ち越しに成功し、イサイアー・カイナーファレファが二者連続初球本塁打となる2号ソロを放って8対6。このリードを10回から登板したアレックス・クラウディオが3回無失点の好リリーフで守り抜き、レンジャーズが延長12回までもつれた熱戦を制した。
現在のレンジャーズは内野のレギュラー3人(ルーグネッド・オドーア、エイドリアン・ベルトレイ、エルビス・アンドルース)が故障離脱し、代役としてドリュー・ロビンソン、カイナーファレファ、ジュリクソン・プロファーがスタメンに名を連ねる緊急事態となっている。決勝弾を放ったギャロは「誰が一塁、誰が二塁、誰が三塁を守るんだ?っていう感じだよ」とチームに苦しい現状を口にしたが、「代役の選手がチームに貢献している」というギャロの言葉通り、この試合ではプロファーが2安打3打点、カイナーファレファが4安打1打点の活躍を見せ、ロビンソンも1安打を放った。土壇場で追い付かれ、嫌な流れで延長戦に突入した試合をモノにしたことは、主力選手の代役として奮闘を続ける選手たちにとって大きな自信となったことだろう。