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デスカルソが逆転適時三塁打 Dバックスが29試合で21勝の快進撃

2018.5.2 18:00 Wednesday

【ドジャース3-4ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

 10カード連続勝ち越しに向けてドジャース4連戦の初戦に勝利したダイヤモンドバックスは勢いに乗った状態で第2戦に臨んだ。中盤まではシーソーゲームだった同地区対決は7回に逆転したダイヤモンドバックスがそのまま逃げ切り連勝した。

 この日のダイヤモンドバックスの先発はメジャー3年目のマット・コッチ。27歳右腕は前回登板のフィリーズ戦で今季初勝利を挙げ、連勝といきたいところ。注目の初回はいきなり走者を2人許し無死一・二塁とピンチを迎えるもヤスマニ・グランダルを併殺、続くコディ・ベリンジャーも抑えて無失点となった。一方のドジャース先発はエースのクレイトン・カーショウ。こちらは2者連続三振を含む3者凡退で無難なスタートを切った。

 試合が動いたのは2回のダイヤモンドバックスの攻撃。前日に3本塁打と大暴れしたA.J.ポロックがカーショウから今季10号となる一発を放って先制するとすかさずドジャース打線が2死一塁からベリンジャーの2ランで逆転する。そして5回までに両軍とも1点ずつを取り合ってドジャースが3対2とリードしたまま試合は後半へと進んでいく。両先発の成績はコッチが5回4安打3失点、カーショウが6回6安打2失点だった。

 迎えた7回のダイヤモンドバックスの攻撃。先頭打者のデベン・マレーロから2者連続ヒットで無死一・二塁と逆転のチャンスをつくると打席に立ったダニエル・デスカルソがドジャース2番手、アダム・リベラトーレからライトへの逆転タイムリースリーベースを放ってチームは4対3と逆転に成功した。ダイヤモンドバックスはリードを保ったまま最終回は守護神、ブラッド・ボックスバーガーが締めて試合終了となった。

 この試合に勝利したダイヤモンドバックスは29試合で21勝8敗という球団史上最高となる開幕ダッシュを決めた。また、あと1勝で10カード連続勝ち越しが決まる。一方の敗れたドジャースはカーショウが試合をつくるもリリーフ陣がリードを守れずチームは4連敗となった。

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