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デュバルがサヨナラ弾 メッツは打順ミスの大チョンボ

2018.5.10 10:30 Thursday

【メッツ1-2xレッズ(延長10回)】@グレートアメリカン・ボールパーク

 ザック・ウィーラー(メッツ)とサル・ロマノ(レッズ)の投げ合いで幕を開けた一戦は、両投手の好投により1点を争う緊迫した投手戦となった。3回表にメッツが内野ゴロの間に1点を先制したものの、6回裏にレッズがジョーイ・ボットーのタイムリーで追い付き、両投手はともに6回1失点で降板。その後は両軍のリリーフ投手陣が好投を続けていたが、延長10回裏、この回先頭のアダム・デュバルがメッツ4番手のAJラモスからレフトスタンドに飛び込む6号ソロを放ち、試合に決着をつけた。サヨナラ弾を放ったデュバルは「今日の彼らはしっかり自分の仕事をしていたね」と語り、投手陣の頑張りを勝因に挙げた。

 この試合では初回のメッツの攻撃で珍事が発生した。ブランドン・ニモが見逃し三振、ウィルマー・フローレスが空振り三振に倒れたあと、アズドゥルバル・カブレラがレフトへの二塁打で出塁。ここでレッズ監督代行のジム・リグルマンがベンチを飛び出し、球審のゲーブ・モラレスと協議した結果、モラレスはカブレラに対してアウトを宣告した。これに対してメッツベンチは困惑したが、実はメッツが審判団に提出した打順表には「2番・カブレラ、3番・フローレス」と記されていたのだ。これによりカブレラの打席は取り消され、次打者のジェイ・ブルースにキャッチャーゴロが記録されてイニング終了。メッツは凡ミスで先制のチャンスを逃すこととなり、結果的に1点差で惜敗したことを考えると、試合の結果を左右する大チョンボとなってしまった。

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