J.D.マルティネスが決勝弾 Rソックス宿敵の連勝止める
2018.5.11 12:30 Friday
【レッドソックス5-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
直近18試合で17勝1敗、8連勝中と絶好調のヤンキースに対し、レッドソックスは5回までに4点を先行したものの、悪天候による中断を挟んだあと、7回裏に一挙4点を奪われて同点に追い付かれてしまう。しかし、直後の8回表に先頭のJ.D.マルティネスがライトスタンド最前列に飛び込む9号勝ち越しソロ。好調を維持する大砲が、自身が移籍してきた意味を証明するかのような一発を放ち、チームに貴重な1点をもたらした。レッドソックスはこのリードを最後まで守り抜き、5対4で接戦を制して被スイープを回避。宿敵・ヤンキースと26勝11敗で並び、再びア・リーグ東部地区の首位タイに浮上した。
ハンリー・ラミレスの3打点の活躍などで5回までに4点をリードし、先発のエドゥアルド・ロドリゲスも5回無失点と好投して楽勝ムードが漂いつつあったレッドソックスだが、絶好調のヤンキースは簡単に勝たせてはくれなかった。7回裏、ヤンキースはレッドソックス3番手のヒース・ヘンブリーを攻めて一死満塁のチャンスを作り、代わったジョー・ケリーからブレット・ガードナーが押し出し四球を選んで3点差。さらにアーロン・ジャッジのタイムリー、ディディ・グレゴリアスの内野ゴロ、そして暴投によりあっという間に同点となった。しかし、レッドソックスは直後の8回表に主砲の一発で勝ち越し。苦しい展開のなかで勝利を収め、被スイープを回避したことは、今後の優勝争いにおいて大きな意味を持つことになるかもしれない。