English Español 韓国語

ロアーク7回1失点 延長11回アダムスが決勝タイムリー

2018.5.11 18:30 Friday

【ナショナルズ2-1ダイヤモンドバックス(延長11回)】@チェイス・フィールド

 7回1失点の好投を見せた先発のタナー・ロアークを援護できなかったナショナルズだが、8回表に一死三塁のチャンスを作り、ダイヤモンドバックスのセットアッパー、アーチー・ブラッドリーのボークで同点。10回裏二死二、三塁でポール・ゴールドシュミットを迎えるという大ピンチをライアン・マドソンが凌ぐと、11回表無死一、二塁のチャンスでマット・アダムスがシフトの逆を突いてレフト前に抜けるタイムリーを放ち、接戦をモノにした。試合の最後を締めくくり7セーブ目をマークしたショーン・ドゥーリトルは「あのアウトが一番大きかったよ」とゴールドシュミットを抑えたマドソンの働きを絶賛した。

 決勝打を放ったアダムスや8回以降の4イニングを無失点に抑えたブルペン陣の活躍が目立った試合だったが、好投したロアークの頑張りも見逃せない。マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、ジオ・ゴンザレスに次ぐ先発4番手として奮闘するロアークは、好打者が並ぶダイヤモンドバックス打線を相手に7回107球を投げて被安打4、奪三振4、無四球、失点1の好投を披露。今季8先発目で6度目となるクオリティ・スタートを記録し、防御率3.33、被打率.197と安定したパフォーマンスを続けている。打線との巡り合わせが悪く、なかなか勝ち星には恵まれていないものの、現在のパフォーマンスを続けていけば、打線の状態が上がるに伴って勝ち星も増えていくことだろう。

spotvnow