スタントンが10号ソロ含む4安打3打点 ヤンキース快勝
2018.5.14 10:00 Monday
【アスレチックス2-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
昨季のナ・リーグMVPがようやく本領を発揮し始めたようだ。日本時間5月14日のアスレチックス戦でジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)が初回に先制2点タイムリー、5回裏に10号ソロを放つなど4打数4安打3打点の大活躍。6回1失点と力投したルイス・セベリーノをサポートし、チームを勝利に導いた。4月末の時点で打率.230、5本塁打と低調なスタートとなったスタントンだが、5月に入って打率.310、5本塁打と復調。アーロン・ブーン監督は「今日はスタントンが相手チームとの違いを生み出してくれたね」とその活躍を絶賛し、スタントン自身も「思っていたより遅くなってしまったけれど、いい感じでプレイできるようになってきている」と復調に手応えを感じている。
「打」のヒーローがスタントンなら、「投」のヒーローは先発したセベリーノだ。セベリーノ自身が「いつものスライダーじゃなかったし、速球のコマンドもいつも通りではなかった」と振り返ったように、決して本調子ではなかったものの、「なんとか6イニングを投げ切ろうと思っていた」との言葉通り、6回106球を投げて被安打5、奪三振7、失点1の力投を披露。スタントンの活躍やバックの好守にも助けられ、今季6勝目をマークした。ヤンキースはこれで7カード連続の勝ち越しとなり、直近22試合で19勝3敗と絶好調。今季成績を28勝12敗とし、レッドソックスと並んで両リーグ勝率1位の座をキープしている。