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アストロズ快勝 元DeNA・マンが33歳でデビュー!

2018.5.14 16:00 Monday

【レンジャーズ1-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

 防御率4点台で4月を終えながらも徐々に本来の姿を取り戻しつつあるダラス・カイケル(アストロズ)が、日本時間5月14日のレンジャーズ戦で7回無失点の快投。今季最多の8奪三振を記録しただけでなく、今季初めて無失点で登板を終え、3勝目をマークした。アストロズ打線は3回裏にユリ・グリエルのタイムリーとエバン・ギャティスの3号ツーランで3点を先制し、7回裏にはカルロス・コレアの7号ツーランとデレク・フィッシャーの犠牲フライでさらに3点を追加してカイケルを援護。アストロズは本拠地でのレンジャーズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、エンゼルスとの1ゲーム差を維持して地区首位の座をキープしている。

 テキサス州に本拠地を置くチーム同士の対戦となったこの試合では、33歳のルーキーが誕生した。その男の名はブランドン・マン。1984年5月16日生まれの33歳で、2002年にデビルレイズ(現レイズ)から27巡目(全体794位)指名を受けてプロ入りしたあと、2011~2012年に日本プロ野球の横浜DeNAベイスターズ(2011年までは横浜ベイスターズ)、2013年にはBCリーグの信濃グランセローズでもプレイした経験がある苦労人である。今年1月にレンジャーズとマイナー契約を結び、AAA級では1先発を含む12試合に登板して防御率1.04、被打率.133の好成績をマーク。その活躍が認められ、今日メジャー昇格を果たし、この試合でレンジャーズの4番手としてメジャーデビューを果たした。デビュー戦は1回2/3を投げて無失点。「長い旅だった。とても興奮したよ」とマンは喜びを語っていた。

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