首位攻防第1戦はアルトゥーベの逆転打でアストロズ勝利
2018.5.16 17:30 Wednesday
【アストロズ5-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
ゲーム差なしでア・リーグ西部地区の首位に並ぶアストロズとエンゼルスが激突する首位攻防3連戦の第1ラウンドは、ゲリット・コールに2本塁打を浴びせたエンゼルスが試合を優位に進めていたものの、昨季のア・リーグMVPが一打で試合をひっくり返した。2点ビハインドの8回表、アストロズは2安打と1四球で一死満塁のチャンスを作り、ここでホゼ・アルトゥーベがレフト線への3点タイムリー二塁打。満塁の走者を一掃するこの一打でアストロズは逆転に成功し、5対3で勝利を収めて単独首位に浮上した。
8回表に飛び出した逆転打について、アルトゥーベは「ただボールを強く打とうとしただけだよ。2点差で満塁の場面だったから、とにかくバットに当てて、最低でも1点差にしてカルロス(・コレア)に繋ごうと考えていた。それほどいい当たりではなかったけど、いいところへ飛んでくれたね」とコメント。アストロズのA.J.ヒンチ監督は「本当に良いエンディングだった。面白い試合だったね。勝てて良かったよ」と逆転勝利を喜び、エンゼルスのマイク・ソーシア監督は「あのような場面で対戦したくない打者に打順が回ってしまった」と悔しそうに話していた。