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レッドソックスが被スイープ回避 メジャー最多29勝目

2018.5.17 16:56 Thursday

【アスレチックス4-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

 アスレチックスに連敗して3連戦の負け越しが決まっていたレッドソックスは、日本時間5月17日の試合に6対4で勝利。本拠地フェンウェイ・パークでの被スイープをなんとか回避し、両リーグ最多となる今季29勝目をマークした。先発のクリス・セールは4四球を与えるなど制球にいつものような冴えがなく、5イニングを投げ切るのに102球を要して5回2失点で降板。しかし、打線が初回にJ.D.マルティネスの12号ツーランなどで3点を先制し、6回裏にはザンダー・ボガーツに5号スリーランが飛び出して投手陣に十分な援護点をプレゼントした。打線の援護に守られたセールは今季4勝目。最後を締めくくったクレイグ・キンブレルはマット・オルソンに6号ソロを浴びたものの、今季12セーブ目をマークした。

 決勝点となる5号スリーランを放ったボガーツは、自身の一発を次のように振り返った。「(マーカス・)セミエンにホームランを打たれて3対2の接戦になっていた。セールが多くの球を投げていて、早めにブルペンの出番が来るのがわかっていたから、なんとか援護点をプレゼントしたいと思っていたんだ」。そのボガーツの思いは最高の形で結実し、6回裏無死一、二塁のチャンスでリードを4点に広げるスリーラン。レッドソックスは7回裏にヒース・ヘンブリー、9回裏にキンブレルがそれぞれソロアーチを被弾し、2点差まで追い上げられたものの、なんとかリードを守り抜いて被スイープを回避した。勝利投手となったセールは「ファウルが多かった気がするよ。今日は変化球を思うように投げられなかった」と苦しいピッチングを振り返った。

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