プライスが95球で2失点完投 Rソックス首位タイ浮上
2018.5.18 12:00 Friday
【オリオールズ2-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク
0.5ゲーム差でア・リーグ東部地区首位のヤンキースを追うレッドソックスは、日本時間5月18日のオリオールズ戦にデービッド・プライスが先発した。この日のプライスは全投球の7割以上がストライクと、とにかく制球力が抜群で、今季最高かつレッドソックス加入後最高とも言える安定したピッチング。通算4度目の完封勝利まであと1球と迫った9回表二死からマニー・マチャドに14号ツーランを浴びたものの、続くジョナサン・スコープをセンターへの浅いフライに抑え、わずか95球で完投勝利をマークした。
レッドソックスは初回にJ.D.マルティネスの13号ツーランで2点を先制。プライスが好投を続けるなか、5回裏には無死一、三塁のチャンスを作り、アンドリュー・ベニンテンディの犠牲フライとザンダー・ボガーツの6号スリーランで4点を追加してプライスを援護した。また、この試合ではレッドソックスの積極果敢な走塁も目立ち、3盗塁を決めたムーキー・ベッツを筆頭に今季チーム最多の1試合5盗塁をマーク。全ての盗塁が得点に繋がっており、強打だけでなく足を使った攻撃でもオリオールズにダメージを与えた。快勝したレッドソックスは両リーグ最速で30勝に到達。貯金16でヤンキースと並び、地区首位タイに再浮上している。