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ジャンセンが1日2セーブの活躍 ドジャースがダブルヘッダー制す

2018.5.20 15:30 Sunday

第1試合【ドジャース4-1ナショナルズ】

第2試合【ドジャース5-4ナショナルズ】

 ドジャースとナショナルズは雨天の影響もあって前日に延期になった試合と合わせナショナルズ・パークでダブルヘッダーが行われた。第1試合は序盤に先制したドジャースが最後まで主導権に握り先勝、第2試合ではナショナルズが一時逆転するものの、対するドジャースが最終回に試合をひっくり返して1日で2連勝を挙げた。

 第1試合のドジャースの先発はロス・ストリップリング、一方のナショナルズはタナー・ロアークで始まった。初回、ドジャースは先頭打者のジョグ・ピーダーソンのスリーベースでチャンスをつくると1死一・三塁からヤスマニ・グランダルの犠牲フライで先制する。ナショナルズは3回にブライス・ハーパーのタイムリーで同点に追いつき、試合はこう着状態になると思われたが、5回に勝ち越したドジャースは続く6回にマックス・マンシーのツーベースで3対1とリードを広げた。ロアークは3失点するも7回6安打8奪三振、与四死球はわずかに1と制球が安定していた。ストリップリングも6回1失点と勝利投手の権利を得て降板している。その後、8回にも1点を加えたドジャースは最終回は守護神、ケンリー・ジャンセンが締めてまずは1勝目を飾った。

 続く第2試合はドジャースはリッチ・ヒル、ナショナルズはマックス・シャーザーの投げ合い。ドジャースは初回、マンシーのタイムリーで先制しヒルを援護するもその裏にアクシデントでヒルがわずか2球で降板した。緊急登板となったスコット・アレクサンダーが3者連続三振に抑えてチームに流れを呼び込む。対するシャーザーも1点こそ失ったものの、ドジャース打線に的を絞らせず4回まで8奪三振を記録し調子を取り戻していった。

 再び試合が動いたのは5回のドジャースの攻撃。この日、第1試合から活躍しているマンシーがシャーザーのカッターを右中間スタンドへ運び、2対0とリードを広げる。細かな継投で対抗するドジャース投手陣を打てずにいたナショナルズは6回に打線が目覚める。2死一・三塁からマーク・レイノルズのツーベースで1点を返すとマット・アダムス、シャーザーの連続タイムリーでさらに3点を追加して4対2と試合をひっくり返した。

 劣勢に立たされたドジャースはコディ・ベリンジャーの一発で1点差に詰め寄った最終回に再び流れを呼び込む。逃げ切りたいナショナルズは守護神、ショーン・ドゥーリトルを投入するも連続ヒットを浴びて無死一・二塁の場面が訪れる。チャンスをつくったドジャースは代打、マット・ケンプがカウント0-1から走者一掃のツーベースを放って5対4と逆転に成功した。最終回は第1試合同様にジャンセンが締めて試合終了。ジャンセンは1日で2セーブ、マンシーは2試合で6打数3安打4打点の活躍をみせた。一方のナショナルズはシャーザーが7回13奪三振と好投するも勝利の方程式が崩れて痛い連敗となった。

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