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プロファーが走者一掃の逆転打 レンジャーズ乱打戦制す

2018.5.24 13:10 Thursday

【ヤンキース10-12レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

 日本時間5月24日に行われたヤンキース対レンジャーズの一戦は、両軍合わせて25安打22得点という壮絶な乱打戦となった。レンジャーズは4点ビハインドの4回裏に一挙5得点のビッグイニングで逆転に成功。しかし、ヤンキースは直後の5回表にグレイバー・トーレスとアーロン・ジャッジの一発などで6点を奪い、再び試合をひっくり返した。ところが、レンジャーズは5回裏に3点差に迫り、6回裏にはイサイアー・カイナーファレファが押し出し四球を選んだあと、ジュリクソン・プロファーが満塁の走者を一掃する3点タイムリー二塁打。レンジャーズは6回裏に奪ったリードを継投で守り抜き、12対10で勝利を収めた。

 両軍合わせて6本塁打が飛び交った乱打戦は、元有望株の一打が決勝点となった。「5番・遊撃」で先発出場したプロファーは、2013年シーズンの開幕前に全米ナンバーワン有望株に選出された元トップ・プロスペクト。相次ぐ故障により、近年はすっかり輝きを失っていたものの、今季はキャリアで初めて4番打者として先発出場して本塁打を放つなど、随所に存在感を発揮している。この試合では2点ビハインドの6回裏二死満塁という絶好の逆転機で打席に立ち、初球を捉えて右中間を破る走者一掃の3点タイムリー二塁打。本拠地グローブライフ・パーク・イン・アーリントンに詰めかけた3万1000人を超えるファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

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