左腕・ゴンザレスが7回無失点の好投 マリナーズ5連勝
2018.5.24 17:30 Thursday
【マリナーズ1-0アスレチックス】@オークランド・コロシアム
味方打線がアスレチックス先発のダニエル・ゴセットを打ちあぐねるなか、マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスが自己最高のピッチングと言っても過言ではない好投でチームを1対0の完封勝利に導いた。ゴンザレスは4回裏に二者連続四球で無死一、二塁のピンチを背負ったものの、得点圏に走者を進めたのはこのときだけ。打たれた2安打はいずれも二死からのシングルヒットであり、全く危なげのないピッチングで7回102球を投げ抜いた。マリナーズはマイク・ズニーノの本塁打性の打球をスティーブン・ピスコッティに好捕される不運もあったが、4回表にマーカス・セミエンのエラーの間に1点を先制。ゴセットは7回1失点(自責点0)と好投したものの、打撃と守備の両面で味方の援護に恵まれなかった。
開幕から先発ローテーションの一角を担い、2試合連続で好投したゴンザレスについて、スコット・サービス監督は「全ての球種を安定して使えるようになり、次のステップへ進もうとしている。とても嬉しいし、誇らしく思うよ」と喜びを口にした。「今日は速球をしっかりコントロールできていたし、チェンジアップとカーブも良かった。彼に求めていたピッチングをしてくれたね」とサービス。7イニングを投げ抜いたのは自己最長であり、サービスの言うように、先発投手としてステップを一つ上ったことを感じさせる見事なピッチングだった。ゴンザレスの好投でマリナーズは5連勝。リーグ4位の勝率.604を誇り、地区首位のアストロズとの2ゲーム差をキープしている。