パクストンが7回11奪三振の好投 マリナーズは今季30勝到達
2018.5.26 15:00 Saturday
【ツインズ1-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド
現在2カード連続勝ち越し中のマリナーズは本拠地、セーフコ・フィールドでツインズ3連戦を迎えた。ロビンソン・カノーやディー・ゴードンらの離脱があっても地区2位と首位、アストロズを追い続けている。迎えた今試合では1点差の接戦を制してチームは今季30勝目を挙げた。
この日のマリナーズの先発は今季、ノーヒッターを達成したジェームズ・パクストン。前回登板のタイガース戦では9回2失点の完投勝利を挙げており5月は負けなしと調子がよい。初回は先頭打者のブライアン・ドージャーにヒットを許すも後続を抑えて無失点。一方のツインズ先発、フェルナンド・ロメロの立ち上がりは1死二塁からネルソン・クルーズにタイムリーを許しいきなり失点となった。
その後は両先発ともに無失点投球を続けていく。先制を許したツインズは5回の攻撃でマックス・ケプラーに今季7号となる同点ソロが飛び出して試合を振り出しに戻す。同点に追いついかれたマリナーズは直後の6回に2死二塁からミッチ・ハニガーの勝ち越しタイムリーで2対1と再びリードした。パクストン、ロメロの両者は失点はするものの、お互いの持ち味の投球をみせてパクストンは7回3安打1失点、11奪三振、ロメロは7回5安打2失点、7奪三振と好投した。
反撃したいツインズは8回に1死からエイレ・アドリアンザにヒットが飛び出すも後続が続かず、無得点に終わった。一方のマリナーズはこのリードを最後まで守り切り最終回は守護神、エドウィン・ディアスが締めて試合終了。大事な今3連戦の初戦に勝利した。敗れたツインズはこの日からミゲル・サノーが「3番・一塁」としてスタメン復帰を果たしたが、4打数無安打に終わり、ケプラーが2安打1打点の活躍も試合を優位に進めることができなかった。