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今季初登板のモンタスが好投 グレインキーに投げ勝つ

2018.5.28 17:30 Monday

【ダイヤモンドバックス1-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

 アスレチックスは1勝1敗で迎えたダイヤモンドバックス3連戦の最終戦に今季初登板となるフランキー・モンタスが先発。好投手ザック・グレインキーとの投げ合いとなったが、5回までダイヤモンドバックス打線をノーヒットに抑えるなど見事なピッチングを披露し、6回1失点の好投で先発投手としてのメジャー初勝利をマークした(リリーフでは昨季すでに1勝を記録)。アスレチックス打線は3回裏にジョナサン・ルクロイの移籍後初アーチとなる1号ソロで先制し、追い付かれた直後の6回裏にはマット・チャップマンがレフトへの勝ち越しタイムリー。7回以降は必勝リレーでダイヤモンドバックス打線をパーフェクトに抑え、2対1で接戦を制して3連戦を勝ち越した。

 アスレチックスのボブ・メルビン監督は「我々はずっとこれを待っていたんだよ」とモンタスの好投を喜んだ。速球の威力は抜群のモンタスだが、制球難に苦しむシーズンが続き、昨季は23試合にリリーフで登板して防御率7.03、与四球率5.63に終わった。しかし、今日の登板では82球の約67%にあたる55球がストライクと制球難は影を潜め、6イニングを投げて被安打3、奪三振7、与四球2、失点1の好投。メルビンは「球速はいつも優秀だからね。今日はツーシームが本当に良かったと思う。変化球も効果的に決まって打者のバランスを崩していたし、そのおかげで速球もさらに有効になっていた」とモンタスの好投の要因を分析した。「今日は全てが上手くいったし、速球のコマンドが本当に良かった」とモンタスも自身のピッチングへの手応えを口にしていた。

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