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バーランダーが7回途中1失点で今季7勝目 アストロズ連敗ストップ

2018.5.29 11:00 Tuesday

【アストロズ5-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

 ア・リーグ西地区をけん引しているアストロズは強力打線を擁するヤンキースとの3連戦を迎えた。序盤に3点を取ったチームはヤンキースに1度もリードを許さず最後まで有利に試合を進めて勝利。昨年のリーグ優勝決定シリーズと同じ対戦となった地区首位対決はアストロズに軍配が上がった。

 この日のアストロズの先発は自身2連勝中のジャスティン・バーランダー。ここまで11試合に登板して防御率1点台を維持している。初回はアーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェスを連続三振に仕留めて3者凡退スタートを切る。一方のヤンキース先発、ドミンゴ・ヘルマンは未だ勝ち星はないものの、先発ローテーションを守っている25歳右腕だ。ヘルマンの立ち上がりもヒットを許さない安定した投球をみせた。

 試合が動いたのは2回のアストロズの攻撃。1死一・二塁からJ.D.デービスの今季1号3ランで先制すると4回にはエバン・ギャティスにタイムリーが飛び出し4対0とリードを広げた。バーランダーは6回までに2度のピンチを迎えるもすべて無失点で切り抜けた。一方のヘルマンは6回途中5安打4失点で降板している。ここまで3安打に抑えられていたヤンキースは7回、グレッグ・バードがバーランダーのスライダーをライトスタンドへと運び1点を返した。その後のバーランダーは2死一塁としたところで降板し、5安打1失点の活躍でリリーフ陣にマウンドを託した。

 8回に1点を追加したアストロズは5対1のまま最終回を迎えた。最後は4番手、ケン・ジャイルズがバードにヒットを許すも後続を抑えて試合終了。先発のバーランダーは今季7勝目を挙げ、防御率1.11となった。また、アストロズ移籍後のヤンキース戦は3勝0敗 40奪三振 防御率0.59の驚異的な数字を記録。敗れたヤンキースは7安打を放つもあと1本が出ず強力打線が機能できなかった。

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