ロッキーズ打線爆発!15安打11得点の猛攻で大勝
2018.5.30 16:00 Wednesday
【ジャイアンツ4-11ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
ナ・リーグ西部地区の首位に立つロッキーズと同4位のジャイアンツが激突した一戦は、先制・中押し・ダメ押しと効果的に得点し、ジャイアンツ投手陣に15安打11得点の猛攻を浴びせたロッキーズが11対4で大勝した。ロッキーズは初回にトレバー・ストーリーのタイムリー三塁打などで2点を先制し、4回裏にはヘラルド・パーラとノーラン・アレナードのタイムリー二塁打などで3点を追加。3点リードで迎えた7回裏にはデービッド・ダールの4号代打2ランなどで4点を追加してジャイアンツを突き放し、本拠地での借金返済まであと1に迫った(今季ホームで11勝12敗、ロードで19勝13敗)。
ロッキーズのバド・ブラック監督は「各打者が内容のある打席を送ってくれた」と打線の活躍を勝因に挙げた。この試合では先発投手のカイル・フリーランドも含め、スタメン出場した9人全員が安打を放ち、うち6人が打点をマーク。代打で登場したダールも本塁打を放ち、上位打線から下位打線・控え選手まで、隙の無い攻撃でジャイアンツ投手陣を圧倒した。なお、ロッキーズのカルロス・ゴンザレスはトッド・ヘルトン、ラリー・ウォーカーに次いで球団史上3人目となるクアーズ・フィールドでの通算700安打に到達。また、この試合では殿堂入りの名捕手イバン・ロドリゲスの息子であるデレック・ロドリゲス(ジャイアンツ)がメジャーデビューを果たし、3回1/3を投げて4失点(自責点1)ながら4三振を奪う力投を見せたほか、5回表にはメジャー初安打となるタイムリー二塁打を放った。