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アリエタがまたも好投 5月の月間防御率は驚異の0.90

2018.5.30 18:30 Wednesday

【フィリーズ6-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

 フィリーズのジェイク・アリエタがまたしても見事なピッチングを披露し、チームを6対1の快勝へと導いた。日本時間5月12日のメッツ戦で8回途中無失点、同24日のブレーブス戦で7回途中無失点と好投したアリエタは、この日も経験を生かした落ち着きのあるピッチングでドジャース打線に得点を許さない。7回103球を投げて被安打6、与四球2と走者を出さなかったわけではないが、要所で併殺打を打たせるなど安定したピッチングを展開し、7回無失点の好投で今月の防御率を0.90、シーズン通算の防御率を2.16へと向上させた。2回表にニック・ウィリアムスの5号ソロなどで3点を先制したフィリーズは、6回表に中押しの1点、9回表にダメ押しの2点と効果的に得点を奪い、ドジャースの反撃を1点に抑えて快勝。アリエタは今季5勝目をマークした。

 一方、日本時間5月18日のマーリンズ戦で8回無失点、同24日のロッキーズ戦で7回途中無失点と、アリエタ同様に好投が続いていたドジャース先発の前田健太は、アクシデントにより2回途中で降板することになった。前田は2回表先頭のウィリアムスに先制弾を浴び、一死後にホルヘ・アルファーロに二塁打を打たれたが、ここでデーブ・ロバーツ監督とトレーナーがマウンドへ。状態を確認したあと、一度は続投となったものの、続くアリエタを見逃し三振に抑えたところで右股関節の痛みを訴えて降板となった。ロバーツによると、患部の状態は深刻ではないものの、故障者リスト入りの可能性があり、先発登板を1度飛ばす可能性が高いという。最終的には明日のMRI検査の結果を見てから判断することになりそうだ。

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