クルーバーが6回10K無失点の快投でリーグ最多の8勝目
2018.5.31 11:00 Thursday
【ホワイトソックス1-9インディアンス】@プログレッシブ・フィールド
すでにホワイトソックス3連戦の勝ち越しを決めているインディアンスは、日本時間5月31日の最終戦にエースのコリー・クルーバーが先発。クルーバーは初回から4イニング連続で2三振を奪うなど、実力通りの安定したピッチングでホワイトソックス打線を支配し、6回90球を投げて被安打3、奪三振10、無四球、無失点という抜群の内容で余力を残してマウンドを降りた。打線は序盤からエースを援護し、2点リードの3回裏にエドウィン・エンカーナシオン、メルキー・カブレラ、エリック・ゴンザレスのタイムリーなどで5点を追加。続く4回裏にはホゼ・ラミレスとエンカーナシオンの二者連続本塁打で試合を決めた。快投のクルーバーはリーグ最多の8勝目をマーク。インディアンスはホワイトソックス3連戦をスイープし、連勝を5に伸ばした。
インディアンスのテリー・フランコーナ監督は「今日のような試合ができるのは気持ちが良いね」と快勝を喜んだ。エースが好投して打線の中軸が得点を稼ぐという、まさに理想的な試合展開。最終回に4番手のベン・テイラーがヨルマー・サンチェスに3号ソロを被弾し、完封勝利こそ逃したものの、ほぼ文句のつけようのない試合展開だった。また、18試合連続安打を継続中のマイケル・ブラントリーは初回の第1打席でセンター前ヒットを放ち、19試合連続安打を記録。ブラントリーは2010年にも19試合連続安打を記録しており、2012年の22試合連続安打に次ぐ自己2位タイの記録となった。球団記録は1906年にナップ・ラジョイが記録した31試合。この記録にどこまで近付けるか注目だ。