Wヘッダーは1勝1敗 ツインズ・エスコバーが2試合で5安打5打点
2018.6.6 14:30 Wednesday
第1試合【ホワイトソックス2-4ツインズ】
第2試合【ホワイトソックス6-3ツインズ】
ア・リーグ中地区は2位と3位、4位と5位チームがそれぞれ僅差であり、勝敗によっては順位が入れ替わる可能性がある。現在、3位のツインズと5位のホワイトソックスによるダブルヘッダーがターゲット・フィールドで行われ、結果は1勝1敗のドローに終わった。
第1試合は延期になっていたジャッキー・ロビンソンデーの試合を行い、両軍が背番号42を付けてグラウンドに立った。試合はヨアン・モンカダの先頭打者弾で幕が開け、終盤まではホワイトソックスが2対0と主導権を握った。先発のレイナルド・ロペスはツインズ打線に許したヒットはわずか1本のみの7回無失点で降板。一方のツインズ先発、フェルナンド・ロメロは2失点したものの、要所を締める投球で6回まで投げ切った。
このままホワイトソックス勝利と思われた8回のツインズの攻撃。2死からブライアン・ドージャーがヒットで出塁するとその後、一・二塁のチャンスをつくりミゲル・サノーのタイムリーでまず1点を返す。続いて打席を迎えたエドゥアルド・エスコバーがセンターへ逆転3ランを放ち、一挙4得点を挙げて逆転に成功。最後は守護神、フェルナンド・ロドニーが締めてツインズがまず先勝した。
続く第2試合。巻き返したいホワイトソックスの先発は23歳右腕のルーカス・ジオリト。初回、ホゼ・アブレイユの2ランなどで4点の援護点を得てマウンドに立ち、3回にエスコバーのタイムリーなどで2点を失うも6回まで投げ勝利投手の権利を得た。一方のツインズ先発、22歳のザック・リッテルはメジャー初登板。緊張からかいきなり4点を失い、4回途中に連続四球を与えたところで降板。その後の投手が打たれ3回0/3 6失点とホロ苦デビューとなった。
試合は8回にツインズが再びエスコバーのタイムリーでさらに1点を返すが、反撃はここまでで最終回はホアキム・ソリアの前に得点できなかった。2試合での対戦成績は1勝1敗のドロー。特に2試合合計で8打数5安打5打点を記録したエスコバーの活躍が印象的なダブルヘッダーとなった。