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後半2イニングで9得点 Dバックス打線が爆発し価値ある逆転勝利

2018.6.12 15:00 Tuesday

【パイレーツ5-9ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

 前カードでロッキーズをスイープしたダイヤモンドバックスの次なる対戦対手はパイレーツで本拠地での3連戦初戦に臨んだ。今試合では序盤から失点し、6回終了まで5点差と劣勢状態だったものの、打線が奮起し後半の2イニングで合計9得点を挙げて逆転勝利を収めた。これでチームは4連勝と好調を維持している。

 この日のダイヤモンドバックスの先発は6勝を挙げているパトリック・コービン。立ち上がりは2死からスターリング・マーティにツーベースを浴びるとその後は味方の失策もあり1点を失った。対するパイレーツ先発は3勝目を狙うジョー・マスグローブ。初回はダイヤモンドバックス打線を3者凡退に抑える上々なスタートとなった。勢いに乗ったマスグローブは走者こそ許すも要所を締めて6回まで無失点投球を続けた。

 コービンも初回の失点後は得点を与えていなかったが、5回に先頭打者のジョシュ・ベルを四球で歩かせるとツーベースや敬遠などで1死満塁の場面を迎えた。その直後に打席に立ったオースティン・メドウズにツーベース、マーティにタイムリーを浴びて一挙4失点。コービンはなんとか5回は投げ切ったものの、次の回に走者を2人出したところで降板となった。成績は6回途中6安打5失点だった。

 0対5と劣勢状態となった7回、ついにダイヤモンドバックス打線が目を覚ます。先頭打者のクリス・オーウィングスが死球で出塁するとマスグローブの暴投もあり無死二塁のチャンスをつくる。続くニック・アーメッドがタイムリーを放って1点を返すとダニエル・デスカルソも続いて2対5となった。そして1死一・三塁からジェイク・ラムが値千金の同点3ランを放ち、試合を一気に振り出しへと戻した。パイレーツ先発、マスグローブは6回5安打3失点で降板した。

 同点として勢いに乗ったダイヤモンドバックスは8回にデスカルソの走者一掃のスリーベースなどで4点を追加。9対5と逆転し、最終回はブラッド・ボックスバーガーがパイレーツ打線を3人で締めて価値ある逆転勝利を収めた。敗れたパイレーツは最大5点のリードを守ることができず、大事な初戦を落とした。

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