テーランが6回ノーヒッターの快投 ブレーブス首位固め
2018.6.18 12:15 Monday
【パドレス1-4ブレーブス】@サントラスト・パーク
ブレーブスは2勝1敗で迎えたパドレス4連戦の最終戦に、右手親指の打撲により戦列を離れていたエースのフリオ・テーランが先発。テーランは威力のある速球を高め、キレのある変化球を低めへと巧みにコントロールしてパドレス打線を翻弄し、6回95球を投げて11奪三振・無安打・無失点という見事なピッチングを披露した。球数が多く、ハムストリングに痙攣を起こしたためノーヒッターを継続したまま降板となったが、ブレーブスは救援陣がリードを守って4対1で逃げ切り。4連戦の対戦成績を3勝1敗とし、地区2位のナショナルズとのゲーム差を3.5に広げた。
見事なピッチングで今季5勝目をマークしたテーランは「続投したかったけど、(6イニングを投げ終えて)ダグアウトに戻ったときに(ハムストリングが)まだ痙攣していた。とても調子が良かったから降板したくなかったけどね」とノーヒッターを継続したまま降板した理由を説明した。立ち上がりは制球がやや不安定で、初回を投げ終えるのに24球を要したものの、終わってみれば6回までパドレス打線にヒットを許さず、今季自己最多の11三振を奪う快投。故障者リストからの復帰初戦でエースに相応しいピッチングを見せた。ブライアン・スニッカー監督は「期待していた通りのピッチングをしてくれた」とエースの快投を称えていた。