歴代タイ記録樹立のモリーナが好リードで完封勝利導く
2018.6.18 18:25 Monday
【カブス0-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
同地区ライバルであるカブスとの3連戦の初戦と第2戦を落とし、現在4連敗中のカージナルス。被スイープ回避をかけた一戦には新人右腕のジャック・フラハティが先発し、ヤディアー・モリーナの好リードにも助けられながら5回97球を投げて被安打2、奪三振7、与四球3、無失点と好投した。フラハティを援護できなかったカージナルス打線は、6回裏にジェッド・ジョーコのタイムリーなどで2点を先制し、7回裏にはマット・カーペンターが10号ソロ。さらに8回裏にはモリーナのタイムリー二塁打などで2点を追加し、終わってみれば5対0の快勝となった。
フラハティ、ジョン・ブレビア、オースティン・ゴンバー、ジョーダン・ヒックス、バド・ノリスの5投手を好リードで操り、カブス打線をわずか4安打に封じたモリーナ。この試合が捕手として通算1756試合目の出場となり、同一チームでの捕手としての出場試合数ではギャビー・ハートネット(カブス)と並ぶメジャー歴代最多タイ記録を樹立した。マイク・マシーニー監督は「今日のヤディ(=モリーナの愛称)は素晴らしい仕事をしてくれた」と攻守にわたるモリーナの活躍を絶賛。モリーナは自身の記録について「誇りに思うよ。この球団とこの街は僕にとって大きな存在だから、カージナルスの一員として引退することができたら幸せだろうね」とコメントした。