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ヒックスが1試合3本塁打 ヤンキースは球団新記録樹立

2018.7.2 18:50 Monday

【レッドソックス1-11ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

 前日の試合ではクリス・セール(レッドソックス)の前に手も足も出なかったヤンキース打線だが、その鬱憤を晴らすかのように序盤から大爆発。レッドソックス先発のデービッド・プライスに5本塁打を浴びせるなど、6本塁打を含む16安打11得点の猛攻で宿敵を圧倒し、3連戦の勝ち越しを決めた。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは7回途中までレッドソックス打線にわずか2安打しか許さず、無失点の好投で防御率はついに1点台(1.98)に突入。打線は初回にアーロン・ジャッジの22号ソロとグレイバー・トーレスの15号3ランで4点を先制し、アーロン・ヒックスが12号・13号・14号を連発、カイル・ヒガシオカもメジャー初安打を本塁打で飾るなど、見事なまでの一発攻勢で好左腕プライスを粉砕した。

 1試合3本塁打を記録したヒックスは12号と13号を右打席、14号を左打席で放ち、1試合両打席本塁打を記録。レッドソックスを相手に両打席からの本塁打を含む1試合3本塁打を記録したのは1927年のルー・ゲーリッグ、2010年のマーク・テシェイラに次いで球団史上3人目の快挙となった。また、ヤンキースは今日の6本塁打を加えて今季137本塁打となり、2002年と2012年に記録した134本塁打のチーム前半戦本塁打記録を更新。現時点でシーズン274本塁打ペースとなっており、ケン・グリフィーJr.やジェイ・ビューナーらを擁したマリナーズが1997年に打ち立てたシーズン264本塁打のメジャー記録更新も視野に入っている。シーズン108勝ペースで順調に白星を積み上げるヤンキース。今季終了時に白星と本塁打はどこまで積み上がっているのだろうか。

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