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新人・ラウアーが完封目前に迫る好投 ヘッジス決勝弾

2018.7.11 18:15 Wednesday

【ドジャース1-4パドレス】@ペトコ・パーク

 6月以降、7先発連続で5イニング以上&自責点3以下を継続している新人左腕のエリック・ラウアーが、メジャー昇格後最高の素晴らしいピッチングを見せた。ラウアーは時速90マイル台中盤の速球と3種類の変化球のコンビネーションでドジャース打線を翻弄し、8回までに打たれたヒットは3本だけ。球団では2006年のクレイ・ヘンスリー以来となる新人投手による完封勝利も期待されたが、9回表二死からマックス・マンシーに21号ソロを浴びて降板となり、惜しくも快挙達成はならなかった。しかし、9回途中まで115球を投げて被安打4、奪三振8、与四球2、失点1という素晴らしいピッチング。自己最高のパフォーマンスで今季5勝目(5敗)をマークした。

 パドレス打線は5回裏にオースティン・ヘッジスの4号3ランとウィル・マイヤーズの8号ソロで4点を先制してラウアーを援護。9回表二死からラウアーをリリーフしたカービー・イエーツがマット・ケンプを空振り三振に仕留めて試合を締めくくった。試合後、ラウアーは「絶対に完封したいと思っていた」と悔しそうな表情を見せたが、「監督が『私はキミの将来を考えている。1アウトのために将来の可能性を犠牲にする必要はない』と言ってくれたんだ」と完投勝利目前の降板には理解を示した。6月以降のラウアーは8先発で4勝2敗、防御率2.33の好成績をマーク。23歳の新人左腕は、今やパドレスに不可欠な戦力となっている。

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