プーホルスが2本塁打 グリフィーJr.に並ぶ通算630号
2018.7.13 17:20 Friday
【マリナーズ2-11エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
エンゼルスのアルバート・プーホルスが2本塁打を含む3安打3打点の活躍を見せ、通算本塁打ランキングで歴代6位のケン・グリフィーJr.(630本塁打)、通算安打ランキングで歴代25位のリッキー・ヘンダーソン(3055安打)に並んだ。エンゼルスはプーホルスの活躍に呼応するように打線が爆発し、15安打の猛攻で11得点。投げては故障者リストから復帰したタイラー・スキャッグスが6回1失点の好投を見せ、投打が噛み合ったエンゼルスは11対2で快勝を収めた。スキャッグスは今季7勝目(5敗)。一方、マリナーズは腰の張りを訴えて1回途中で降板した先発のジェームス・パクストンの状態が心配される。
殿堂入りの名打者・グリフィーJr.に本塁打数で肩を並べたプーホルスは「グリフィーJr.はみんなにとってのヒーローだった。僕も彼を見て育ったからね」と喜びを口にした。「僕は(グリフィーJr.と違って)右打者だけど、彼のような美しいスイングをしたいと思っていた。レジェンドに並ぶことができたのは本当に特別なことだよ。それも相手球団はグリフィーが全盛期を過ごした球団(=マリナーズ)だからね」とグリフィーJr.への憧れを語ったプーホルス。7月に入って10試合で打率.297、4本塁打、OPS1.042と調子を上げており、本塁打数での「グリフィーJr.超え」はほぼ間違いないだろう。マイク・ソーシア監督は「(伝説が生まれる瞬間を)目にするのは楽しいよ。アルバート(・プーホルス)が勝利を欲しているのは素晴らしいことだ。彼は常に集中し、準備ができている」と語り、球史に残る名打者に敬意を表していた。