強化進めるアストロズ ツインズからプレスリーを獲得
2018.7.28 17:00 Saturday
現地7月31日までは連日のようにトレード情報が飛び込んでくる。日本時間7月28日、アストロズはツインズからリリーフ右腕のライアン・プレスリーの獲得を発表。先日、エンゼルスの正捕手だったマーティン・マルドナードの獲得にも成功し、2年連続の世界一に向けての補強が着々と進行している。
2013年のメジャーデビューから約6年間、ツインズ一筋で投げてきたプレスリーが昨年のワールドチャンピオンのユニフォームに袖を通すことになった。今季も貴重なリリーフとして51試合に登板し1勝1敗 防御率3.40の好成績を残してきた。特に7月は10試合で防御率0.90、失点はわずかに1と他球団の選手達が苦戦している。6月の防御率が9.64だったことを考えると劇的な変化だろう。そんな中でブルペンの強化を目指していたアストロズがプレスリー獲得に名乗りを上げた。
対するツインズが見返りとして獲得したのはホルヘ・アルカラとギルバード・セレスティーノの2人。23歳右腕のアルカラは球団内有望株ランキングでは10位に位置し、100マイルを超える直球を武器に今季は主に2Aでプレー。先発とリリーフの両方をこなし19試合で3勝7敗 防御率3.29の成績を残している。また、19歳のセレスティーノは同15位の外野手で今季は主に1A-でプレーしており、36試合で打率.299 4本塁打 21打点を記録した。
今回、新たにプレスリーを迎えることになったアストロズ。先発左腕のダラス・カイケルは「プレスリーは我がチームのブルペンに合っていると思うよ。彼は今、本当に充実した1年を過ごしていると思うし、アストロズに来ても良い日々を送れるといいね」と太鼓判を押している。プレスリーはアストロズが本拠地を置くテキサス州出身ということもあり「新しいチームメイトとともに勝利に貢献したいね」と喜びのコメントを残している。より強化されたアストロズがこのまま世界一までいけるか注目だ。
