ツインズ逆転勝利 アスレチックスは2連敗でやや後退
2018.8.24 14:50 Friday
【アスレチックス4-6ツインズ】@ターゲット・フィールド
ツインズは2点ビハインドの3回裏にエディ・ロサリオとホルヘ・ポランコのタイムリーで同点とし、続く4回裏にはミッチ・ガーバーの2点タイムリー二塁打とジョー・マウアーのタイムリーで勝ち越しに成功。先発の新人右腕、コール・スチュワートが5回途中3失点で降板したあとは5人のリリーバーがアスレチックスの反撃を1点に抑え、6対4で本拠地でのアスレチックス4連戦の初戦を制した。2番手のアラン・ブーズニッツが1回1/3を無失点に抑える好リリーフで今季4勝目(0敗)をマーク。アスレチックスは前日のレンジャーズ戦に続く敗戦を喫し、地区首位アストロズとのゲーム差が1.5に広がった。
勝利投手にはなれなかったものの、メジャー3先発目のマウンドに臨んだ2013年ドラ1右腕・スチュワートが確かな成長の跡を示した。速球はコンスタントに94マイル前後を計測し、好調のアスレチックス打線を相手に4回2/3を投げて6奪三振。11度の空振りのうち、9度は速球、残りの2度はカーブで奪ったものだった。ポール・モリター監督は「スチュワートは少しずつ良くなってきていると思う」と新人右腕の力投を評価。「シンカーが良かったね。ストライクを投げるという点については改善の余地があるけど、全体的には過去の2先発より良かったと思うよ」と及第点を与えた。投球イニング数(4回2/3)、投球数(98)、奪三振数(6)はいずれも自己最多。快進撃を続けるアスレチックスを相手に試合を作ったことは、新人右腕の自信となったに違いない。