第22週の最優秀ブルペンはレイズ 3週連続6度目
2018.8.28 11:15 Tuesday
日本時間8月27日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第22週(対象期間は現地時間8月20日~8月26日)の最優秀ブルペンにレイズを選出した。第22週のレイズ救援陣は両リーグ最多の35回2/3を投げて防御率1.51の好成績をマーク。レッドソックスに今季初スイープを食らわせ、チームが8連勝を記録する原動力となった。レイズが最優秀ブルペンに選出されるのは第20週、第21週に続いて3週連続。今季両リーグ最多となる6度目の選出となっている。
最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント
第21週のレイズは137ポイントを獲得し、100ポイントのアスレチックスや97ポイントのブルージェイズを大きく上回った。アスレチックス救援陣はレイズを上回る防御率1.16、ブルージェイズ救援陣も防御率1.21という素晴らしい数字を残したが、「継投戦法」を多用するレイズは投球イニング数(=獲得アウト数)や奪三振数など積み上げ系のスタッツでポイントを稼ぎ、それが2位以下のチームとの差となった。試合終盤に登板することの多いホゼ・アルバラードとセルジオ・ロモは、2人合計で7回1/3を無失点に抑え、10奪三振を記録。新人左腕のライアン・ヤーブローは現地時間8月20日のロイヤルズ戦で5回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せ、今季12勝目(5敗)をマークした。