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レギュラーシーズン最終週の週間MVPはボイトとダール

2018.10.2 11:20 Tuesday

 日本時間10月2日、2018年レギュラーシーズン最終週(現地時間9月24日~9月30日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはルーク・ボイト(ヤンキース)、ナショナル・リーグはデービッド・ダール(ロッキーズ)が選出された。

 ボイトは打率.458(24打数11安打)、3本塁打、8打点、OPS1.477の好成績をマークし、ワイルドカード・ゲームのホームフィールド・アドバンテージ獲得に大きく貢献。自身初の週間MVP受賞となった。7月下旬のトレードでカージナルスからヤンキースに加わったボイトは、移籍後39試合に出場して打率.333、14本塁打、33打点、OPS1.095と猛打爆発。カージナルスではレギュラー陣の陰に隠れて出場機会に恵まれなかったものの、移籍を機に才能を開花させ、9月は正一塁手として多くの出場機会を得た。3番や4番を任される試合もあり、期待以上の大活躍で貴重な戦力となった。

 一方のダールは打率.333(30打数10安打)、6本塁打、15打点、OPS1.375と猛打爆発。ボイト同様に自身初の週間MVPに選出された。現地時間9月24日のフィリーズ戦から5試合連続で本塁打を放ち、1試合不発に終わったあと、次の試合でも一発。シーズン16本塁打の過半数にあたる9本を9月だけで放ってみせた。故障の影響により昨季を全休、今季も77試合のみの出場にとどまったものの、限られた出場機会のなかで打率.273、16本塁打、OPS.859をマーク。ホームで打率.326、13本塁打、OPS1.051、アウェイで打率.200、3本塁打、OPS.597という極端な「内弁慶」を克服できれば、リーグを代表する好打者へと成長できるはずだ。

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