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アスレチックスが途中補強のモラレスをDFAに

2019.5.14 10:40 Tuesday

 日本時間5月14日、アスレチックスは故障者リスト入りしていたマーク・キャナの戦列復帰に伴い、3月下旬にブルージェイズから緊急補強したケンドリズ・モラレスをDFAとしたことを発表した。モラレスは日本での開幕シリーズで正一塁手のマット・オルソンが故障したことを受けてアスレチックスに加入したが、今季ここまで打率.204、1本塁打、OPS.569と期待に応える働きを見せることができていなかった。

 故障離脱したオルソンの穴を埋めるべく、日本時間3月28日にヘスス・ロペス(マイナーの内野手)とインターナショナル・スロット・マネーとの交換でブルージェイズからアスレチックスに加入したモラレスだったが、アスレチックスでは指名打者や一塁手として34試合に出場して打率.204、1本塁打、OPS.569と低調なパフォーマンスに終始。オルソンはすでに戦列復帰を果たしており、一塁と外野を守れるキャナが故障者リストから復帰したことでモラレスの居場所はなくなり、DFAという措置に至った。

 モラレスはわずか7週間でアスレチックスを去ることになったが、今季の年俸1200万ドルのうち、大半は前所属のブルージェイズが負担することになっているため、アスレチックスに金銭面でのダメージはほとんどない。今後はモラレスに代わってキャナがオルソンのバックアップと務めることになるだろう。

 アスレチックスのボブ・メルビン監督は、モラレスについて「確かに成績は良くなかったけど、彼は真のプロだった。昨日の試合でも、彼は全ての打席の全てのボールで全ての選手を熱心に応援していた。彼は素晴らしいチームメイトだったよ。彼の今後の幸運を祈りたい。必ず拾ってくれるチームはあると思うからね」とコメントし、ベテラン選手としてのチームへの貢献に感謝を述べた。

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