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Wソックスの先発左腕・ロドンがトミー・ジョン手術へ

2019.5.14 11:00 Tuesday

 日本時間5月14日、ホワイトソックスのリック・ハーンGMは本拠地ギャランティード・レート・フィールドでメディアからの質問に答え、故障者の状況について説明した。そのなかで先発左腕のカルロス・ロドンが日本時間5月16日にトミー・ジョン手術を受ける予定であることを明言し、2020年シーズンの後半戦に戦列復帰を果たすことを期待していることを明らかにした。

 現在26歳のロドンは今月上旬にメディアの取材を受けた際、トミー・ジョン手術を受ける予定であることを語っていた。2017年9月下旬に左肩の手術を受けたロドンは、昨季20試合に先発して6勝8敗、防御率4.18に終わったものの、今季は万全のコンディションでスタート。しかし、7度の先発登板で3勝2敗、防御率5.19に終わり、日本時間5月3日には左肘の炎症という名目で故障者リスト入り。詳細な検査の結果、トミー・ジョン手術が必要であることが明らかになり、ロサンゼルスでニール・エラトラシュ医師の手術を受ける予定となっている。

 ロドンの復帰時期についてハーンは「まだ手術を受けていないのだから、彼の復帰予測時期について具体的な予定を立てるには早すぎるよ」とコメント。「今回の手術のタイミングを考えれば、2020年シーズンの後半戦というのが現実的なラインじゃないかな。彼が(無事に手術を終えて)復帰に向けて動き始めたら、もう少し詳細な情報を提供できると思うよ」と語り、2020年シーズンの後半戦を復帰予測時期に挙げた。

 三振奪取能力の高さを生かしてリリーバー転向を勧める声もあるロドンだが、メジャーでの通算93登板のうち90試合は先発。ハーンは「彼は長い間、ずっと先発投手としてプレイしてきた。2020年シーズンに、どのような形でチームに戻ってくるかを語るにはまだ早すぎるよ」と復帰後の起用法については言及を避けたものの、あくまでも先発投手として2014年ドラフト全体3位指名の才能を開花させることを期待しているようだ。

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